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用語辞典

青色申告
青色申告とは、日々の取引を帳簿に記録し、確定申告する制度です。複式簿記もしくは単式簿記での帳簿の記録が義務付けられているだけではなく、事前に税務署に届出も必要になります。手間がかかる分、節税面で特典が受けられます。所得税の税額計算のベースとなる「課税所得」は、課税所得 = (収入 - 必要経費+ その他の所得)- 各種所得控除
という計算式で求められます。

青地
青地とは、登記所に備え付けられている公図において青く塗られた部分のことで、国有地である水路や河川敷を示します。「青道」ともいいます。
本来は国有地であるから一般の宅地にはならないはずだが、長い年月のうちに水路が事実上廃止され、青地を含む敷地に普通の住宅が建っているケースもあります。

赤地
赤地とは、登記所に備え付けられている公図において、赤く塗られた部分のことをいいます。 国有地である道路を示すものでもあります。
本来、赤地は国有地であるから、一般の宅地にはならないはずだが、長い年月のうちに道路であることが忘れられてしまい、赤地を含む敷地に普通の住宅が建っているケースも少なくないです。

一般定期借地権
一般定期借地権とは、存続期間を50年以上とし、契約の更新・建物の再築による存続期間の延長・建物の売買請求認めない旨の特約を定めた借地権を設定することができます。ただし、この特約は、必ず書面により行わなければなりません。

イールドギャップ
イールドギャップとは、投資の実質利回りから、投資リスクが最も低いと思われる金利であり、通常10年ものの国債金利との差のことをいいます。
「イールドギャップ=投資物件の利回りー不動産投資ローンの金利」にて算出することができます。
例えば、利回りが8%の投資物件で、不動産投資ローンの金利が3%の場合、イールドギャップは「8%ー3%=5%」になります。

内法(うちのり)
内法とは、柱や建具など厚みのあるものの内側を測る寸法で、柱間隔や窓・出入り口幅を計測する時に用いられ、建物の有効面積を算出する場合には、壁の内側と内側を測る内法計算で考えることを内法といいます。

売主
売主とは、その物件の所有者のことをいいます。また、不動産取引態様の一つです。
販売図面に「売主」と記載された場合、物件の所有者(売主)から直接取引を行う為、売主仲介手数料がかからない事が大きな特徴でありメリットになります。

エスクロー
エスクローとは、取引の際に売り手と買い手の間に信頼を置ける中立な第三者を仲介させること、もしくはそのサービスをいいます。
不動産取引の場合には、エスクローサービスを提供する第三者は、売り手からは権利証書等を、買い手からは代金を寄託され、物件の確認、決済、登記、引渡しなどの業務に当たります。日本ではあまり広まっていません。

AD(エーディー)
ADとは、広告料のことをいいます。実際にかかる広告費のことではなく、賃貸業者が入居付を成約した場合に家賃の一ヶ月分などオーナーから貰えるシステムのことです。

オーナーチェンジ
オーナーチェンジとは、言葉の通りにすでに入居者がいて、オーナー(所有者)だけがチェンジする(変わる)物件のことをいいます。購入後すぐ家賃収入を得られることが大きなメリットです。

オーバーローン
オーバーローンとは、実際の金額よりも多く請求書を出すことで銀行からの融資額を実際の金額より上乗せしてローンを組むことをいいます。
その多く借りたお金で引越し資金や家財道具などの資金として使用されたりします。多く借りた分返済も多くなりますので、借入れする前にきちんと返済シミュレーションすることが大切です。

買戻し
買戻しとは、売買契約を締結する際に、契約後を一定期間内に売主が代金および契約費用返還して契約を解除できることをあらかじめ特約しておくことをいいます。

解約手付
解約手付とは、「売買契約履行に着手するまで」という条件付きで売主も買主も契約を解除できるという性質を持つ手付金のことをいいます。
一般的に売主は手付金の倍返し(証約手付が100万円の場合、200万円を買主に支払う)
という条件が解約でき、買主は手付金放棄(証約手付が100万円の場合、100万円を放棄する)という条件を満たすと契約の解約が可能となります。

既存不適格建築物
既存不適合格建築物とは、建築時には適法に建てられた建築物が、その後法令の改正や都市計画変更等に伴い現行法に対して適合しない不適格な部分が生じた建築物のことをいいます。

区分所有建物
区分所有建築物とは、建築上区分されていて、独立した住居・店舗・事務所・倉庫等の用途に使用する数個の部分から構成されている建物のことをいいます。

競売物件
競売物件とは、本来のマンション、一戸建て、土地などの不動産の所有者が融資の返済義務を果たせなくなったため、裁判所に差し押さえされた不動産のことをいいます。

工業専用地域
工業専用地域とは、工業利便を増進するため定める地域です。主にコンビナートや工業団地になっている地域のことをいいます。

再建築不可
再建築不可とは、家を新築できない土地で、更地にしてしまった場合は新たに家を建てることができない土地のことをいいます。

市街化区域
市街化区域とは、すでに市街地を形成している区域とおおよそ10年以内に優先かつ計画的に市街化を図るべき区域のことをいいます。

敷金
敷金とは、家賃滞納や部屋にキズなどをつけた場合の修理代として事前に預けるお金のことです。
大家さんとしては退去時に返さなければならないお金で利益とならないので減額交渉に応じてくれる可能性があります。

ただし、敷金がゼロになった場合は、退去時に目立った汚れや傷があった場合に修繕費等を負担しなければならない場合があるので注意しましょう。

積算価格
積算価格とは、土地と建物を別々に現在の価値で評価し、それを合わせた評価額のことをいいます。積算価格の算出方法を「原価法」とも呼びます。
なお、土地の価値の評価の方法としては路線価や国土交通省の公示価格を利用して価格を算出します。これに対して建物の場合には再度新築した場合の価格を前提に、その価格に残化率(価値が0になるまでの年数に対する新築から経過した年数の割合)を掛け合わせたものから算出されます。

相続税
相続税とは、親族が亡くなって財産を受け継いだ場合や、遺言の内容に基づき財産を譲り受けた場合に課される税金をいいます。
平成27年1月1日以後相続税の改正により、「3,000万円+600万円☓法定相続人の数」相当金額の税金はかからないです。

底地
底地とは、借地権がついた宅地の所有権のことをいいます。

第一種住居地域
第一種住居地域とは、住居の環境を保護するため定められた地域です。
3,000平方メートルを超える店舗、事務所、工場、ホテル・旅館、遊戯施設・風俗施設、自動車教習所、それから倉庫の建設はできません。

第一種中高層住居専用地域
第一種中高層住居専用地位とは、中高層住宅に係る良好な住居の環境を保護するため定められた地域で、マンションなどの中高層住宅を建てるための地域のことをいいます。

地域地区
地域地区とは、都市計画にはいといろいろな種類がありますが、なかでも土地の利用や建物の建て方のルールを決める都市計画を地域地区といいます。

地役権
地役権とは、特定の土地の利益のために他人の土地を利用する権利をいいます。
土地の便益になるものもあれば目的についての限定は特になく、他人の土地を通行できる通行地役権、他人の土地から湧き水を引いてくる引水地役権、眺望地役権などさまざまな種類のものがあります。

定期借地権
定期借地権とは、更新制度が適用されず、一定期間経過後には必ず借地契約が終了することをいいます。
大きく一般定期借地権、建物譲渡特約付借地権、事業用定期借地権の3種類があります。

抵当権
抵当権とは、不動産を担保に融資を受ける時に設定される担保権のことをいいます。

登記
登記とは、不動産(土地・建物)に関する権利の内容(誰が所有者かなど)が記録されている帳簿(磁気ディスク等)を「登記簿」といい、そこに記録することを「登記」といいます。

道路斜線制限
道路斜線制限とは、道路面の日照などを確保するため、建物の道路に面する一定部分の高さを制限すること。
道路斜線制限によって、建物を建てる際は、前面道路からかかる一定の斜線勾配の内側で計画をしなければなりません。

内見
内見とは、内部見学の略称で、不動産屋で物件情報を見て、気になるお部屋があった場合に、実際に物件を見にいくことをいいます。

内装
内装とは、建物として形が出来上がった段階から、取り掛かる工事のことをいいます。施工内容は内壁の仕上げやフローリングから、カーテン、ブラインド、クロスの取り付けなどのことをいいます。

2項道路
2項道路とは、建築基準法42条2項に定められる道路を指し、都市計画区域および準都市計画区域内にある、幅員4メートル未満の道のうち、特定行政庁のしたものを建築基準法上の道路とみなすとのことです。2項道路に関する事項は、宅建業者として、購入希望者に対して提供すべき重要な情報です。

二重天井
二重天井とは、マンションの天井仕上げの一つで、上階の床となるスラブに直接天井材を張るのではなく、ボルトなどで吊った板材を天井としたものです。スラブと天井の間の空間に梁や配管などを通すことができるのと、遮音性も高まります。

貫とは、木造建物の柱と柱を貫いて構造的に固める横材のことをいいます。壁下地材の取り付けと壁の補強を目的とします。

抜き行為
抜き行為とは、不動産会社と依頼人が媒介契約を締結した後に他の不動産会社がそのお客様を誘引し、元々の媒介契約等を解約させて新たに媒介契約を締結し取引を成立させようとする行為の事をいいます。
先に契約をしていた宅地建物取引業者からすれば、依頼人を「抜かれた」ものと捉えられトラブルになりやすい行為のことをいいます。

ネット利回り
ネット利回りとは、(家賃収入(年額)‐管理費などの諸経費)÷自己資金で算出することネット利回りといいます。
実質利回りともいいます。(実質利回りのリンクを貼る)

農地転用
農地転用とは、農地を住宅用地や駐車場など農地以外のものに使用することをいいます。なお、農地転用をするためには、農地法に基づく許可が必要となります。

旗竿地
旗竿地とは、袋地から伸びる細い敷地で道路に接するような土地のことをいい、「敷延」ともいわれています。
土地として利用しにくいことから、一般的な土地の価格より安い地価になっています。

ビルマネジメント(BM)
ビルマネジメントとは、建築物に関する収益の確保、運営、管理、改修・模様替工事等の総合的なマネジメントを行う業務のことであります。

不動産取得税
不動産取得税とは、不動産を購入して約6ヶ月後に支払う税金のことを「不動産取得税」といいます。1回のみ支払われる税金です。
「不動産取得税=固定資産税評価額☓4%」にて算出されます。

不動産特定共同事業法
不動産特定共同事業法とは、平成6年6月に制定された法律です。この「不動産特定共同事業」というのは、小口の資金を集めてその資金を元手に不動産投資を行い、そこから得られた収益を投資金額に応じて配分するという仕組みになっている不動産事業のことです。

平面図
平面図とは、各階の床面から一定(1m程度)の高さの水平断面を図面化したものです。
「間取り図」ともいいます。

変動金利
変動金利とは、言葉の通りに短期プライムレートという指標を基準に金利が変動します。半年ごとに金利の見直し、5年ごとに返済額の見直し、また金利の上昇により返済額が増えた場合でも、現支払い額の1.25倍までと決められています。

ホームステージング
ホームステージングとは、売却する物件に、家具や小物を使ってインテリアコーディネートをすることで不動産の価値を上げてから販売することです。
新築のモデルルームのように演出することで、中古の弱みを和らげ、物件を魅力的に見せることができることから、売却を促進する効果があるとされています。アメリカでは30年以上前から取り入れられていますが、やっと最近となって日本の不動産業界でも少しずつ広がりはじめ、注目されるサービスの一つとなりました。

ホームステージングについて詳しくは「ホームステージングとは?中古物件の魅力をアップしてより高額で不動産売却する方法」を参考にしてみて下さい。

ポートフォリオ
ポートフォリオとは、自分の投資目的を達成できるよう、投資を分散させたり、またはその分散を組み合わせることを金融、投資分野ではポートフォリオといいます。

マイソク
マイソクとは、不動産の面積、住所、販売価格などの情報を記載した販促図面のことをいいます。
不動産用語では「マイソク」と呼びます。マイソクはもともと販売図面を作成する会社の社名だったようですが、次第に販売図面のことを「マイソク」と呼ばれるようになりました。

間取り
間取りとは、建物の内部における部屋の数や区画の配置のことをいいます。

メガ大家
メガ大家とは、不動産の所有物件の総額が10億円を超えるような大家さんのことをメガ大家といいます。

メゾネット
メゾネットとは、1住戸が2層以上となる構造の物件のことをいいます。室内に内階段があることで2階建ての一戸建てのような利用ができます。

元付け
元付けとは、顧客から不動産売買の依頼を直接受けている仲介業者を「元付け」といいます。

盛り土
盛り土とは、傾斜のある土地を平らな土地にするために、土砂を盛ることをいいます。

モルタル
モルタルとは、セメントあるいは石灰と砂とを混ぜて水で練った建築材料です。コストが安く防火性能があることが特徴です。

家賃債務保証
家賃債務保証とは、入居希望者が賃貸住宅を借りやすくするための制度をいいます。

家賃保証会社
家賃保証会社とは、賃貸住宅の契約時に必要な賃借人の連帯保証人を代行する会社で、不動産賃借人との間で保証委託契約を締結する会社のことをいいます。
家賃滞納などをした場合、連帯保証人を立てる方法が一般的であるが、それに代わって、家賃保証会社が一時的に立替え払いなどをするサービスをしています。

床面積
床面積とは、建築物の各階の、壁もしくは柱の中心線で囲まれた部分を計算した面積のことをいいます。

UB(ユービー)
UBとは、ユニットバスの略語です。

容積率
容積率とは、「その時に建設ができる建物の延床面積」のことを言います。
例えば、100㎡の土地に容積率100%の場合、建設できる建物の延床面積は「100㎡☓100%=100㎡」になります。
なお、こちらの延床面積は建物全体の合計面積になりますので、2階建ての場合、1階と2階の延床面積を合計面積して100㎡ということになります。

用途地域
用途地域とは、都市における住居、商業、工業といった土地利用は、似たようなものが集まっていると、それぞれにあった環境が守られ、効率的な活動を行うことができます。種類の異なる土地利用が混じっていると、お互いの生活環境や業務の利便が悪くなるので、都市計画では都市を住宅地、商業地、工業地などいくつかの種類に区分することを「用途地域」として定めています。
用途地域について詳しく知りたい方は国土交通省の「みんなのまちづくりの話」を参考してみて下さい。

与信
与信とは、不動産を購入する際に金融機関から融資の借り入れをする際に「この人にはいくらまでお金を貸すことができる」という査定をすることです。
信用評価を行うことで信用する限度額を設定することを与信といいます。

ラーメン構造
ラーメン構造とは、柱とはりを組み合わせた直方体で構成する骨組みのことです。「ラーメン」はドイツ語で額縁のことをいいます。

ランニングコスト
ランニングコストとは、不動産投資をする際に建物を維持するために定期的に発生する管理費、税金などの費用のことをいいます。

リーシング
リーシングとは、賃貸の不動産物件に対してテナント(借主)の仲介業務を行うことを不動産業界ではリーシングといいます。空き店舗や商業施設に新しいテナントを探し交渉を行い、契約まで結ぶ一連のことをいいます。

リノベーション
リノベーションとは、時代の変化に合せて中古の建物の性能を新築時の状態よりも向上させ、快適な暮らしを実現した物件のことをいいます。

礼金
礼金とは、大家さんへの謝礼金として支払うお金のことです。家賃の1〜2ヶ月分と設定されていることが多いです。
賃貸市場として一番動きがにぶい夏のシーズンであれば、大家さんとしては、礼金をもらわなくてもいいから早く入居を決めたいという心理が働くので、交渉しやすい時期と言われています。

レインズ
レインズとは、「Real Estate Information Network System」の略称で、不動産流通標準情報システムのことです。
レインズを利用できるのは会員登録をしている不動産会社だけになります。ただ物件を売りたい、買いたいというだけでシステムを閲覧することはできません。
レインズについて詳しくは「レインズで不動産検索する方法は?レインズの仕組みについて」を参考にしてみて下さい。

ローン特約
ローン特約とは、買主に責任がないことを前提に、万が一住宅ローンの本審査が通らず、融資できなかった場合に例外的に手付金を放棄せずに契約を解約できるとするものです。買主を守る特約になります。

路線価
路線価(路線価格)とは、土地の時価のこと。国税庁が発表するもので、相続税や贈与税の課税価格を計算する目安価格となります。
路線価について国税庁の「路線価図」より調べることができます。

ワンルームマンション
ワンルームマンションとは、主に一人暮らしを対象にした物件のことをワンルームマンションといいます。

ワンルーム住宅指導要綱
ワンルーム住宅指導要綱とは、ワンルームマンションの建設・管理に関する近隣紛争や、同マンションの居住者と近隣住民とのトラブルなどを防止し、ワンルームマンションそのものの居住環境の向上を目指して、自治体が独自に制定することをワンルーム住宅指導要綱といいます。
最近では各地域の特性を踏まえながら、ワンルームマンション住宅指導要綱や条例を制定する自治体が増えてきています。

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